■塔婆供養
年忌法要やお彼岸などの法要では、塔婆(卒塔婆)を立てます。塔婆を立てることは先祖の供養になり、立てる人の功徳にもなります。ただし、浄土真宗では塔婆を立てることはしません。
塔婆は下の図のように、釈尊の舎利(遺骨)を納めた仏舎利塔(ストゥーパ)に起源があり、五輪塔を経て板塔婆が出来ました。したがって板塔婆は五輪塔の意味を一枚の板に表したもので、その上部は五輪塔と同じに形どられています。
舎利瓶
有頸五輪塔
五輪塔
板塔婆
塔婆一基を立てることは、一仏の造立と同じ意味になります。
塔婆の上部は、表には五大を表す梵字を、裏には精神を表す、バンという梵字を書きます。

■塔婆法要の仕方
前もって寺院にお願いをしておきます。塔婆の表には、戒名と、「○回忌追善」など、法要の目的が書かれ、裏には施主の氏名と建立年月日が書かれています。
法要の当日、本堂から塔婆をいただき、お墓の塔婆立てにまっすぐに立てます。施主以外の人も、塔婆法要をしてかまいません。
塔婆は故人一人につき一本でも十分なので、本数にこだわる必要はありませんが、複数本上げることも少なくありません。
塔婆法要をしたい人は、施主に前もってその旨伝えておきます。
その場合、奉書紙に包むか白い封筒に入れ、「御塔婆料」と表書きをして、施主に渡します。
塔婆料は、寺院によって1本いくらとはっきり決まっていることがほとんどです。東京の都心部の寺院では、六尺塔婆1本3千〜5壱千円といったところです。
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