■土地に対する税金
財産に対する税金には、いろいろな税金がありますから、まず土地を手に入れて持っている場合の税金を考えてみましょう。
土地を取得した場合にかかる税金には、不動産取得税があります。これは地方税で、土地の取得者が、その土地の固定資産評価墓準による価格の一定割合(原則百分の四)を、その土地の取得後送られてくる納税通知書に定められた日に納付しなければなりません。
つぎに土地を持っている場合にかかる税金には、固定資産税・都市計画税があります。これも地方税で、不動産の保有者が、その不動産の固定資産評価墓準による価格の一定割合(原則百分の一・四と○・三)を、毎年納付しなければなりません。

■お墓に対する税金
では、お墓を取得したり、持っている場合の税金についてはどうでしょうか。
不動産取得税についても、固定資産税・都市計画税についても、いっさい課税されません。そもそもお墓の権利は、所有権を取得するのではなくて使用権を取得するにすぎないからです。墓地の経営主体は、制限されていますが、墓地を経営した場合で使用権ではなく墓地の所有権を持っていたとしても、これらの税金はかからないことになっています(地方税法七三条の四第一項二号・三四八条二項四号・七〇二条の二第二項)。

■その他の税金
お墓の権利は自由に譲渡したり処分したりできませんが、仮にお墓の権利の譲渡を認めてもらった場合でも、お墓の権利は所有権ではなくて使用権ですから、譲渡所得税はかかりません。
つぎに相続税ですが、お墓の使用権が相続された場合、これも課税されません(相続税法一二条一項二号)。
消費税については、埋墓料や火葬料には消費税はかかりませんが(消費税法六条)、墓石の購入や外柵工事代金などには消費税がかかることになります。
お墓の永代使用料については、土地の使用料ですから、やはり非課税です。(消費税法の六条)。
以上のように、お墓に関する税金は、消費税がかかるほかには非課税となっています。
スポンサード リンク