戒名は仏教の方式ですので、キリスト教徒や神道、無宗教の人は必要はありません。
戒名墓が一般的だったのは、寺院との宗数的な繋がりが強く、一人一基の個人墓が主流だった昔のことで、今ではあまり見られなくなりました。しかし宗数的に見ると、故人の戒名を墓に刻むという方法がもっとも丁寧になります。一人一基でなくても、夫婦ペアで墓に戒名を刻むという方式は実際的ですし、故人を偲び供養する意味でもよい方法といえます。
仏教に帰依している人は戒名墓が理想でしょうが、そうでない人は戒名にこだわる必要はありません。また、都市の過密化による墓地の減少から、一人一基の戒名墓は現実的に困難になっています。そのような場合は、一つのお墓に何体もの遺骨を収める家名入りのお墓ということになります。墓に入っているすべての人の名前を墓誌などに刻み込み、どのような人がいたのかを後々まで伝えるわけです。
一つのお墓に何体もの遺骨を収める家族墓で、『○○家」というように名字を刻んだだけの墓をときどき見かけます。これでは表札と同じになってしまい、故人を供養するという意味が無くなってしまいます。『○○家代々の墓』というように、「墓』の文字を入れることにより、追善の気持ちを表します。
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