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無宗教式葬儀

いかなる宗教の方式にもよらない葬儀もあります。このような葬儀を営むのは、亡くなった人の生前の考え方に基づくもので、故人の遺志を尊重して、宗教によらないで行うわけです。この葬儀は、遺族の手で行われる場合と企業や各種団体などが主催する場合があります。葬儀の規模が小さければ喪主なり近親者なりが一切をとりしきりますが、規模が大きい場合にはしかるべき方に葬儀委員長になっていただき、その他にも各種の世話役を設けるなどして行います。

通夜をどうするか

通夜は宗教上のしきたりです。無宗教式の場合通夜はどうしたらいいでしょうか。
遺族・近親者・故人と親しかった人々に集まっていただき故人と対面していただいたのち、簡単な酒食でもてなします。納棺は、遺族・近親者の手で行います〈病院で亡くなった場合には納棺されて自宅に戻ってくる〉が、故人の好んだ衣服などを着せ、遺体の周囲を花で飾り、愛用品なども添えます。

葬儀の仕方

無宗教式で行うといっても、棺の準備や祭壇の設営、火葬場の手配などを行わなければならないので、葬儀社か互助会への依頼は必要です。葬儀の場合は、規模が小さければ自宅で行うのがふつうですが、企業や各種団体主催などで規模が大きい場合には公会堂とか集会場などを使うことになります。
葬壇を設けて、棺を安置し、遺影を壁面や、小机の上に飾るなどして、回りに花や花輪を並べます。献花を行う場合には、祭壇の前に献花台を置きます。また、故人の愛用の遺品や遺墨などを飾ることもあります。
式は、司会者が開式の辞を行い、次いで、葬儀委員長の告別の辞〈親族または友人代表の場合もある〉、弔辞朗読、弔電披露と続いて終わります。献花を行う場合は、喪主、親族、一般の順に行います。
この間、故人の声を吹きこんだ生前のテープや好んだ音楽を流したりすることが多いようです。とにかく無宗教式なので、特定の形式はありません。故人に似つかわしい形の葬儀であればいいわけです。
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出棺・火葬

式が終わったら、遺族・近親者などが最後のお別れをして、出棺します。このとき喪主または遺族代表が会葬お礼の挨拶をします。火葬場では、棺をかまどの前に置いたら、花を捧げ、黙とうをして見送ります。

葬儀の後で

火葬後、すぐ埋葬〈あるいは納骨〉しない場合は、自宅に適当な台を設け、遺骨と遺影を置き、花を飾ります。その後は、適当な日を選んで納骨なり、埋骨をします。

弔問・会葬者は

服装は黒を基調に、地味な平服で。献花のときは一礼する。遺族へのおくやみのときには宗教用語〈たとえば供養とか天に召されたとか、仏前とか〉を使わないようにします。
また香典は、表書きは「御霊前」としますが、蓮の花の模様がついた市販の不祝儀袋は使わないようにします。
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