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年忌の法要

一周忌から百回忌までの法要

月命日と祥月命日

死亡した日を命日(めいにち)といいます。命日には、月命日と祥月命日(しょうつきめいにち)とがあります。たとえば十月五日に死亡した人の場合ですと、月命日は、毎月の五日で、毎年、十月五日が祥月命日ということになります。

祥月命日と年忌法要

死亡してから丸一年目の祥月命日が一周忌、丸二年目の祥月命日が三回忌、というように、祥月命日が年忌法要の日になります。
年忌法要は、一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌・五十回忌・百回忌〈百回忌以降は五十年ごとに〉があります。このうち、一周忌だけは、「満」で数え、死亡した年の翌年に行います。それ以後は「かぞえ」で数えます。「かぞえ」の場合は、死亡した年を一年として起算しますから、一周忌の次の三回忌は、一周忌の翌年に行わねばなりません。つまり一周忌、三回忌と、二年続けて、年忌法要を行うことになります。
なお、そのほかの年忌法要は、地方により、人によりで、十七回忌を省略したり、二十三回忌と二十七回忌を兼ねて二十五回忌とするなどしていることもあります。また、一般には三十三回忌を最後とすることが多いようです。

三十三回忌と弔い上げ

三十三回忌は、清浄本然忌ともいわれます。
清浄本然忌には、故人は往生し、清浄なる自然に帰るといわれております。どんな罪を犯した人であろうが、三十三年目には、無罪放免となり、その人の天性の清浄なる姿となって極楽往生できるようになるというわけです。そこで、一般的には、三十三回忌をもって、弔い上げとするのです。
また、むかしから一世代は約三十年といわれていますし、三十年もたつと、喪主だった人も亡くなったり、故人と親しかったり、知っていたりする人たちも少なくなったりするということから、三十三回忌をもって区切りする、ということもあるようです。

五十回忌・百回忌など

五十回忌や百回忌ともなると、故人を直接知る人もほとんどいなくなってしまいます。したがって五十回忌や百回忌は、子孫が、先祖への感謝報恩のために法要を営むということになるでしょう。
また年忌法要も回を重ねると、故人の正確な命日や、その他にもわからないことがいろいろと出てくるものです。そんなときには菩提寺があれば問い合わせるといいでしょう。菩提寺には過去帳があり、調べてくれます。
最近ではお寺のほうで年忌を記して通知を出しているところもあります。

年忌法要が重なるとき

一年の間に、二つ以上の年忌法要を重ねて営まなくてはならない場合、これを一緒に行うことがあります。たとえば父の法要と祖母の法要が重なった場合です。このような法要を、年忌法要の併修(へいしゅう)といいます。ふつう回忌の数の若いほうの祥月命日にあわせて行います。一周忌だけは、決して他の年忌法要と併修しないことになっております。が、できれば七回忌ぐらいまでは併修を避けたいものです。なお、法要の案内状を出す場合は、二つ以上の併修であることを明記します。
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祥月命日と月忌の供養

祥月命日の供養

年忌法要の他にも、一年に一度めぐってくる祥月命日には、仏壇を清掃し、花を供え、故人の好物や精進料理を供えて、終日、灯明をともし、線香を絶やさぬようにして供養します。
僧侶を招いて読経していただくこともよいでしょう。また、内輪を招いて食事でもてなすのもよいでしょう。
できれば、この日に墓参もしたいものです。

月忌の供養

月忌は、月々の命日に行います。祥月命日を除いて年に十一回あることになります。やはり仏壇を清掃し、花や供物をそなえ、一日中、灯明、線香を絶やさないようにします。この日も内輪の人を招いたり、僧侶を招いて読経をしていただく家もあるようです。
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