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正月飾り

松飾りとしめ飾り

本来お正月というのは、年のはじめにあたって、一年間家を守ってくれる歳神さま〈お正月さま〉を迎える行事で、門松は歳神さまの依代(よりしろ)であり、神さまが降りてくる目印と考えられていました。
また、しめ縄は、神を迎える清浄な場所であることを示す飾りで、周囲の汚れを絶つ印として用いられてきました。
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松飾りの飾り方

いつ飾ればよいか

門松その他の松飾りは、十二月十三日の正月事始めに行うのが古式ですが、最近は二十七、八日頃に飾るようになっています。
門松は二十九日に立てるのを「苦立て」といってきらい、また大晦日に立てるのを「一夜飾り」といい、正月の神を迎えるのに一夜では誠意に欠ける、として昔からきらう風習があるのです。
暮れになると町かどに歳の市が立つので、そのときに買いととのえるのがよいでしょう。

飾り方は

正式の門松は、三本の竹を中心に松と梅の枝をあしらって組み合わせて下をむしろで包み、輪飾りをかけます。松はいつも緑であることが喜ばれ、竹はスクスク伸びるので、めでたい印とされています。
しかし都会に住む一般の家庭では、一組の松〈男松と女松〉を門や玄関の両側にそれぞれ釘で打ちつけ、輪飾りをかける略式門松ですますのが多いようです。マンション、アパートの一枚ドアには、小住宅用の簡略なしめ飾りや小さな松をあしらった輪飾りが合います。自分でデザインするのもよいでしょう。
松飾りは松を過ぎたらはずして焼きますが、近くの神社に頼めば焼いてもくれます。

しめ飾りの飾り方

旧年中の悪や邪・不浄を祓い清める意味で飾ります。

しめ飾り

しめ飾りはしめ縄で作った飾りで、うらじろ〈長寿〉、葉つきのだいだい〈繁栄〉、ゆずり葉〈家系が絶えない〉などの縁起ものをあしらいます。これを玄関の正面やマンションのドアの正面に飾ります。

輪飾り

輪飾りはしめ飾りを簡略化したものです。
わらの先を輪の形に結び、下をそろえて長く垂らし、それに四手(しで)をつけたもので、門松の枝にかけたり、台所など、家の要所要所に飾ります。

床の間飾りと神棚飾り

床の間の飾り方

床の間はお正月らしくめでたく飾ります。
まず正面に掛けものを掛けます。絵なら「七福神」「蓬莱」(ほうらい)「松竹梅」などのおめでたいものがあれば結構ですが、なければ新春らしいものを選んで飾ります。
書では、特別に、正月用の書として「福」と「寿」の二幅つい、「松」「竹」「梅」の三幅ついなどがありますが、めでたい気分をそこなわないものであれば、とくにこれにこだわる必要はありません。
中央に三方(さんぼう)にのせた鏡餅(かがみもち)を飾り、ふつう床柱に生花、反対側に香炉(こうろ)とか置き物、あるいは屠蘇器を配します。
近ごろでは床の間のない家が多く、その場合は飾り棚やサイドボードの上に飾ってもよいでしょう。

鏡餅の飾り方

鏡餅の飾り方は、地方によって多少違いますが、次のような形が標準型です。
三方〈白木の箱を利用してもよい〉に半紙を四方に垂らして敷き、その上にゆずり葉、またはうらじろを左右に置いて、鏡餅をすえます。鏡餅は上を丸く、下を中高に丸めた大、小一組で重ねてある餅です。餅の上から昆布を垂らし、上にだいだいの実、または、みかんや伊勢エビをのせます。周りにはかち栗、ごまめ、ひいらぎの葉などの縁起ものをのせたりもしますが、各家庭のしきたりですればよいので、どれが正しいということはありません。
なお一般の家庭では、丸いお盆に半紙を敷いて鏡餅をおき、その上に小さな葉つきのみかんをのせただけでもお正月らしくなります。

神棚の飾り方

歳神さまを迎えるために神棚にもお飾りをします。
しめ縄〈あるいは大根じめ、ごぽうじめ〉を飾り、さかき、酒、お供えの餅を飾って、灯明を用意します。
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