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見合い

見合いにあたって

ぜひ心得ておきたいこと

安易な態度は禁物

写真や履歴書が取り交わされて、双方とも「なかなかいいじゃないか」ということになれば、つぎはいよいよ「見合い」という段取りになるわけですが、容姿や趣味などが自分の好みには合わないかも知れないという不満を残しながら、まわりから言われて、いやいや「見合い」するというのは、相手に対してたいへん失礼なことです。
たとえば職場の上司から「A君、きみもそろそろ独身を卒業したらどうかね。ぼくがとてもいい人を紹介するから一度会ってみないか」などと言われ、写真など見せられると、自分では気がすすまなくとも、ついつい断りきれなくなるということがよくあるものです。
しかし、容姿とか趣味とかが自分の好みには合いそうにない相手だとわかっていたら、たとえ上司や恩師のすすめであろうと、やはりきっぱりとお断りするという態度が必要です。
不満があるのに、義理とかひやかしで「ちょっと会ってみるか」といった軽はずみな気持ちで見合いするのは、相手に対してはもちろん、せっかく間に人ってくださった方にも礼を欠くことになりますから、よくよく気をつけたいものです。
初対面のときから「ああ、この人となら気が合いそうだ」とか「いまひとつ、どうも…」とか、ある程度は相手との「相性」というものはわかるものです。しかし、第一印象では「少しとっつきが悪い人だな」と思ったのに、つきあってみると「なかなか奥行きのある人だな」というぐあいに変わっていく場合もありますので、第一印象だけで相手を判断しては誤ることもあります。

外面(そとづら)より中身で選ぼう

いうまでもなく結婚は人生の大事です。まさに幸不幸の別れ目と言っても言い過ぎではないでしょう。したがって、相手の性格なり人柄なりをじっくり見定め、納得したうえで慎重に事を運ぶ必要があります。
相手を選ぶ場合、なんといってもいちばんポイントになるのは、「その人の中身」「人柄」であって、財産とか容姿とかいった外面だけにとらわれることはおろかです。一流大学を出ていても、容姿がすぐれていても人柄の信用できない人は結構いるものです。

調べる方法は

相手がどんな健康状態か、どんな人柄かを調べたいときには、勤務先の会社の上司や同僚、あるいは学校の先輩や友人などから評判を聞けば、ある程度わかるものです。

「趣味の一致」は大切なモノサシ

わりと見逃されやすいことですが、「趣味の一致」というのは長い伴侶生活を過ごしていくうえで有益なことです。たとえば二人とも植物が好きで山野草会の会員だったり、テニスなら毎日でもやりたい、というスポーツ好きの人同士なら、常に共通の話題をもつことができますし、何かにつけてしっくり折り合えるものです。
これから高齢化社会を迎えます。若い時代はもちろん、長い老後生活を過ごすためにも、夫婦が同じ趣味を楽しんでいけるということは、すばらしいことです。むろん、趣味さえ一致すれば、ものの考え方も性格もすべて一致するというわけではありませんが、相手を選ぶ場合の大切なモノサシのひとつになるでしょう。

判断はあくまで自分自身で

俗に「仲人口」ということぼがあるように、たとえば何とかまとめてしまいたい一心から健康状態が思わしくないのに「きれいな方ですよ」などと「よいことづくめ」の話しかしない紹介者もいます。紹介者や仲人のPRだけにまどわされず、判断はあくまで自分白身でする、という心構えがなんといっても大切なことです。

日時の決め方

双方の都合のよい日に

暦の吉日を選ぶのが昔からのならわしでしたが、最近ではこれにこだわらず、双方の都合のよい日を選ぶことが多いようです。ただ、どちらかが強く望む場合は、あえて逆らわずに従うほうが無難です。
仲介者から希望の日時を聞かれたら、土曜の午後か、日曜・休日の昼間を希望しましょう。

一〜二時間が適当

見合いに要する時間は一〜二時間ぐらいがよいでしょう。あまり長時間だと緊張で疲れてしまいます。
お茶だけなら午前十時ごろか午後二時ごろ、食事を共にするなら午前十一時ごろか午後一時ごろから。レストランや喫茶店の混雑する時間は避けたほうが賢明です。
ウイークデーに双方の仕事が終わってからという場合も、午後九時ごろまでに切り上げ、あまり遅くならないようにします。
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場所の選び方

レストランや喫茶店で

見合いの場所は、仲介者に一任するか、双方の意向を仲介人がまとめて適当に選びます。あまり格式ばらずにという場合は、双方が地理的に都合のよい場所にあるレストランで軽い食事をしたり、落ちついた喫茶店でお茶の時間を過ごすのもよいでしょう。
くつろいだ雰囲気のなかで会話が楽しめますが、他人の目にさらされて落ちつかない場合もあります。レストラン内の個室や、喫茶店の小人数の集会用のコーナーなどを利用することも考えられます。

ホテルのロビーで

華やかな雰囲気があり、いろいろな人が出入りするため気楽に利用できますが、反面、やはり人に見られること、時間によっては混雑してざわつくこともあります。
ロビーでは待ち合わせ、顔合わせ程度にしてホテル内のレストランや個室に移れば、ゆっくり話し合いの時間がもてます。

劇場で

ひところ、歌舞伎座はお見合いのメッカといわれ、振り袖姿の若い女性が目立ちました。劇場は改まった感じがあって、しかも華やかな雰囲気があり、舞台の話題などから会話もはずみます。ただし、当事者たちの興味がない芝居や音楽であったり、不慣れな場所では、かたくなって話もすすみませんから、仲介者はその点を考慮に人れておくべきでしょう。

仲介者の家で

仲介の方の家へ双方が集まり、お茶や食事を共にする見合いは、家庭的でなごやかな雰囲気なのでリラックスできますし、周囲の目を気にせずに、ゆっくり話し合えるのがいちばんの長所です。
しかし、その縁談がまとまるかどうかの瀬戸際にあるとき、あまり親しいムードのなかで会うと、かえって義理・人情に走りすぎ、また仲介者のペースで話がすすみ、自分の主張がしにくい場合もあります。

見合いの費用

当日の費用は仲介者が立て替える

見合いの費用は、双方が半分ずつ負担します。
しかし、そのつどワリカンで出すというのもおかしなものですから、当日の支払いは仲介者にまかせ、それに見合った金額に、「お車代」として実費を少し上回る額を、双方同額として後日届ければよいでしょう。
仲介者の家に見合いの席が設けられた場合は、両家でそれぞれ、ちょっとした手みやげを持っていきます。

仲介者へのお礼は

首尾よく話がまとまり、結婚式の仲人までお世話になったときは、結婚式のあとでいっさいのお礼に含めます。
しかし、残念ながら見合いの結果不首尾に終わった場合は、そのときは両家でそれぞれお礼をします。婚約から挙式までの間にこわれた場合も同様です。
のし袋またはのし紙に「御札」または「薄謝」と上書きして、現金または品物を届けます。とくに先輩、恩師、上役などの好意の場合は、現金よりも心のこもった品物で謝意をあらわします。
仲人者へのお礼
成立の時
不成立の時
御礼、薄謝
表書き
御礼、薄謝
奉書紙か白無地封筒
水引
のし付紅白結びきり
3〜4万円の品物か現金
目安
2〜3万円の品物か現金
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