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披露宴の順序

古いしきたりどおりにすれば、弟一番に祝いのお吸い物と朱塗りの杯を配り、給仕入が冷酒をついで回り、つぎ終わったところで媒酌人のあいさつで乾杯、次の膳が出されるのですが、いまは膳の準備が整ったところで給仕入の案内で主賓から順に自分の名札の席につき、最後に新郎・新婦が媒酌人に伴われて入場、着席します。
そこで、お相伴(しょうばん)とよばれる接待役が、お燗した酒の入った銚子を持って末座の中央に進み出て、披露宴開始のあいさつをします。これは洋式の司会者と同じ役割と思えばいいでしょう。
あいさつがすんだらお相伴は新郎・新婦、媒酌人の順にお酌をし、その間に二人の酌人〈女性〉があらわれて左右の来貢一同に上座から順にお酌して回ります。
一同に、酒をつぎ終わったところで媒酌人が立って、「皆さま、どうぞお杯をおあげくださいませ」と乾杯の用意を促し、ふつう主賓の発声で一同、「おめでとうございます」と乾杯します。
乾杯のあと媒酌人は、「下座にさがって申し上ぐべきところでございますが失礼させていただきまして…」という意味のお詫びに続いて、いわゆる媒酌人のあいさつをのべます。この間、来賓一同は起立して耳を傾けます。
あいさつが終わると同時に新郎・新婦もていねいにおじぎをします。一同の着席のあと主賓の祝辞、来賓の祝辞、祝電があればそれを披露します。
終わって新郎の父から感謝の辞があり、新郎・新婦のあいさつと進行します。
色直しこれは日本式独特の儀式ですが、今日では、祝辞と謝辞がすみしだい媒酌人〈妻〉が新婦を伴って別室へ退き、式服を色物に着替えさせて角(つの)かくしもはずし、はこせこもとり、身軽になってふたたび宴席のもとの座へ戻ります。この間に料理を食べながら酒もまわり謡曲などがうたわれます。
以上が日本式の結婚披露宴の一般に行われている方法ですが、地方によって多少違いがあります。普通は最後に和菓子かくがもので一応「おひらき」になり、引き出物をちょうだいして来賓一同引き上げるわけですが、この種の披露宴はとかく酒がきれなければなかなかおひらきにならない とくに自宅での場合は、えんえんと宴会が続くのが地方での風習です。したがって酒の量を適当なところで止め、一時間半か二時間くらいでおひらきにするように、お相伴は気をきかさなくてはなりません。
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